公益社団法人 日本写真家協会 会員
<写真展情報>
静岡県富士宮市「富士宮駅」徒歩3分にあるギャラリー
ARATAで写真展を開催。
2024年8月31日(土)〜10月26日(土)まで作品を展示。
期間中2回、ギャラリートークと5分の映像作品を放映。
ぜひお立ち寄りください。
会場:
「ARATA」(富士宮市中央町2−4アウターネットビル1F)
*「富士宮駅」徒歩3分
0544-27-0201
開催期間:
月曜日〜金曜日=9:00~15:00
土曜日=9:00~12:00
日曜日・祝日=休館日
ギャラリートーク
9月17日(火)/16:00~17:00
写真展「富士山 火山の記憶」は、イベント
「富士山と中秋の名月を愛でる会」
と連携しています。
詳しくは左の画像をクリックしてください
出版情報
『10万年の噴火史からひもとく富士山』
発行 山と溪谷社
販売 全国書店 Amazon 、Rakutenで発売中
定価 2,530 円(本体 2,300 円+税 10%) 体裁 B5 判並製 128 ページ
(内容)
約 10万年前に現在の原形ができた富士山は、
噴火と崩壊を繰り返し、樹海や湖、湿原、滝、
溶岩洞穴などさまざまな景観を生み出した。
20余年にわたり富士山に通う写真家が写し取った
富士山の知られざる顔を美しい写真と解説で紹介。
火山としての富士山をとらえ直す。
←画像クリックで販売案内がご覧になれます
曽布川善一です。
”Fantastic”な富士山を写しています。
私が見た富士山を感じていただけたら嬉しいです。
撮影、取材等仕事の依頼もお待ちしています。
富士山は10万年以上前から何度も噴火と崩壊を繰り返しながら今の姿になりました。
裾を広げた美しい容姿を支えているのは、噴火で飛び散った火山礫や流れた出た溶岩が冷えて固まった”大地”です。
ある時「おーい、ここにいるよ」と声がして振り向くと彼らがいました。
登山道は修験者たちによって開かれてきました。
赤銅色の山肌を這うように続く登山道が山の巨大さを一層強調します。
864年の噴火は山腹から大量の溶岩流を流し広大な溶岩台地を作りやがて命を宿すと樹海とよばれる森林地帯となりました。
幾度となく樹海を訪れるうちに「俺を撮れ! 私を見て!」とあちこちから声が聞こえてくるようになります。
富士山頂に湧く雲が雨を呼び
八百八沢をくだる水流は
麓に扇状地を形成し潤いをもたらしてきました。
しかしまた同時に甚大な被害を人家に与えました。
大雨になるとあちこちに大小の滝が出現し
山の表情は一変します。
富士山は、
場所や季節や見る人の気持ちによって
その表情を変えるようです。
富士山は活火山です。
再び噴火する日も近いと言われています。
今の姿は永遠ではないでしょう。
だから通い続けるのでしょうか。