公益社団法人 日本写真家協会 会員
『10万年の噴火史からひもとく富士山』
発行 山と溪谷社
販売 全国書店 Amazon 、Rakutenで発売中
定価 2,530 円(本体 2,300 円+税 10%) 体裁 B5 判並製 128 ページ
(内容)
約 10万年前に現在の原形ができた富士山は、
噴火と崩壊を繰り返し、樹海や湖、湿原、滝、
溶岩洞穴などさまざまな景観を生み出した。
20余年にわたり富士山に通う写真家が写し取った
富士山の知られざる顔を美しい写真と解説で紹介。
火山としての富士山をとらえ直す。
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写真展情報 2025年4月21日(月)〜4月25日(金)富士宮市役所で開催。詳細は追って案内します。
曽布川善一です。
”Fantastic”な富士山を写しています。
私が見た富士山を感じていただけたら嬉しいです。
撮影、取材等仕事の依頼もお待ちしています。
富士山は10万年以上前から何度も噴火と崩壊を繰り返しながら今の姿になりました。
裾を広げた美しい容姿を支えているのは、噴火で飛び散った火山礫や流れた出た溶岩が冷えて固まった”大地”です。
ある時「おーい、ここにいるよ」と声がして振り向くと彼らがいました。
864年の噴火は山腹から大量の溶岩流を流し広大な溶岩台地を作りやがて命を宿すと樹海とよばれる森林地帯となりました。
幾度となく樹海を訪れるうちに「俺を撮れ! 私を見て!」とあちこちから声が聞こえてくるようになります。