毎年7月になるとモンゴルでは国家的祭典「ナーダム」が開催され、相撲、弓矢、草原競馬の競技が3日間にわたって繰り広げられます。
チンギスハーンの時代から脈々と続いている大祭典です。その大草原の競馬に密着して撮影したものです。
この年は海外メディアの立ち入りを規制していましたが軍から特別の許可を得て、レースに並走しての撮影を行いました。
騎手は5歳〜12歳の子供に限られ、全土の騎馬民族がウランバートルに集結します。
レースは1日に数回行われ、100頭以上の馬が最も長い距離では約20キロ以上大草原を走ります。
馬体検査を終えた馬達はゴール地点からスタート地点まで同じ距離を移動するので、往復40キロ以上も走り続けることになります。
勝利騎手と調教師の栄誉は永遠に讃えられます。
2018年7月8日〜7月12日/グリーンチャンネル「大草原の人と馬」番組ロケ/放送は終了しています。